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「報」「連」「相」は、上司部下間の信頼構築に最も重要な手段【矢野千寿】

2013年6月25日

最近、幹部社員育成のニーズが増えてきました。

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現在、数社のお手伝いをさせて頂いています!

その現場で感じることは、経営者と管理者の立場の違いから良いコミュニケーションがとれていないのです。

経営者は、このことで非常にストレスとなっています。

「報」「連」「相」は、下部から上部に伝えるべきものです。

そして、上部から下部への伝達は、「指示」「命令」です。

まず、この定義を知っておいてください。

「報」「連」「相」は情報共有の手段であり、重要なこと。

しかし、経営者と管理者の「重要だ!」という内容が違いすぎるのです。

経営者というのは、大局的な視点で環境の変化に対応し、先に先に手を打たなければならない立場です。そのためにあらゆる情報を求めています。

管理者にはそこまでの危機感はありません。

従って、何が重要な情報だということさえ理解していないことが多々あります。

私は、管理者に「あなた方に情報を取捨選択する権利はない!」と言っています。

ここまでハッキリしておかないといずれ大きな問題に遭遇することになります。

ある会社であった実例です。

営業部長と課長から「取引先をゴルフの接待をしたい!」と「相談」があり、社長は「それはいいことだ!是非そうして欲しい!」と2人にその接待役をするように「指示」をしました。

しかし、その翌日も翌々日もその後も「報告」がない。

社長は、ストレスがたまるばかり・・・結局、我慢を超えてしまい激怒!

社長としては、「お客様に喜んで頂いたのか?」「プレーの最中にどのような話しをしたのか?」などを聞きたいではありませんか!

その後、2人の幹部が私に「こんなことを報告しなければいけないんですかね?」と尋ねてきました。

「当然でしょ!公務で接待したのですから・・・」と答えました。

経営者は、部下からの「報」「連」「相」を求めているのに、部下は何を「報」「連」「相」をしていいのかが分かってないのも現実です。

このシステムが定着しないと、良い風土にはなりません。

私は、「報」「連」「相」ができるまで昇進はあり得ないと思うほど重要なことだと考えています。