福岡の経営相談・経営セミナーの福岡経営実務カレッジ

【ある運送会社の事例】3000万円の赤字を黒字に変えた数字から見える問題のつかみ方

2015年5月2日

さて、昨日ある運送会社の事例で3,000万円の黒字化に成功した手順は、「自社で帳簿をつけることから」と、お話ししました。

 

月次試算表でできるようになると・・・財務分析です。

 

前回お話ししたように、税理士事務所に依頼して月次試算表の作成を依頼している理由の一つにほとんどの経営者が財務分析もできず、数字の重要性も分からないからです。

 

こちらの会社も同じです。

 

まず、赤字ということは収益性に問題があります。

 

売上高―総経費=利益です。

 

赤字ということは、売上で経費が賄えていないことになります。

 

そこで利益の元となる売上総利益率を見ると4%でした。

 

「あまりにも低すぎる!なぜ?」

 

そこで、売上原価の内容を見て、どこに経費が掛かっているか?

 

運送会社の原価の構成は下記のようになっています。

 

1.燃料費 2.労務費 3.外注費 4.製造その他の経費

 

この中で、特別異常な数値に着眼しました。

 

「製造その他の経費」の経費の中で、科目「修繕費」が3,000万円という異常な数値を見つけました。

 

そこでその理由を確認すると

 

1.すでに減価償却が終わり、廃車したいトラックが約10台あるが、新車が買えないので修理をしながら使用している。

 

2.そのために売上を上げるために修理代がかかっている。

 

3.トラックを購入した時の思いが深く、修理代はかかるが廃車しきれない。

 

後は、社長がトラックの処分をどうするかを決定するしかありませんでした。

 

この続きは、次回にお話ししましょう!

【超わかりやすい経営実践セミナー】

5月12日(火)社長夫人は会社経営のプロになれ!

6月9日(火)キャッシュフロー経営の時代!社内に“お金”が眠っている!

7月14日(火)“できる経理”は何が違うのか?

8月11日(火)社長!数字が苦手だと潰れますよ!

9月8日(火)社長夫人は財務分析のプロになれ!

10月13日(火)財務諸表がスラスラ読めるコツとは?

【経営“見える化”実践塾】

第1講 5月22日(金)正しい月次決算の早期実現に向けての仕組みづくり

第2講 5月23日(土)常に次の一手が打てるような決算書の読み方

第3講 6月12日(金)必要利益を算出し、利益計画を立てる

第4講 6月13日(土)売上―必要利益=経費(許容コスト)を算出し、経費予算を立てる

第5講 7月10日(金)4半期ごとの実績管理と決算に向けての着地点予測の立て方

第6講 7月11日(土)講座のまとめと実践的な課題の解決

【“できる経理”養成講座】2015年

第1講 5月15日(金)社長が見たい数字とは何か?

第2講 5月16日(土)経営をサポートするための財務諸表の見方

第3講 6月5日(金)未来を見据えた月次決差の組み立て方

第4講 6月6日(土)資金繰りの実務

【社長夫人革新講座】2015年

第1講 8月8日(金) オリエンテーション&問題抽出

第2講 8月9日(土) 自社と社長の特性を知る

第3講 9月5日(金) 決算書の見方Ⅰ

第4講 9月6日(土) 正しい月次決差の早期実現のための条件づくり

第5講 10月3日(金) 決算書の見方Ⅱ

第6講 10月4日(土) 資金繰りの作成と利益計画の立て方

【書籍好評発売中】

『これからの社長夫人は財務分析のプロになれ!』

『これからの社長夫人は会社経営のプロになれ!』