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後継者は真摯に問題と向かい合う努力をしてこそ成功に繋がる!【矢野千寿】

2013年7月4日

昨日ある会社の第30期の経営計画発表会に招待いただき参加しました。

創業からは40年の社歴ですが、法人化して今年で30期を迎えたのです。

創業者は、8年前に後継者の息子さんに事業継承し会長となって現場から一歩引いておられます。

会長ご夫妻と懇意にさせて頂いていますので、経営計画発表会に参加させていただいて10年以上になると思います。

事業継承する直前の売上は3億ありましたが、継承後7年間は、年々減少。

現在2.5億円になっています。

創業者の経営姿勢は、誠実でコツコツ努力型。

その結果、自己資本比率は80%で無借金経営を貫いた非常に財務体質のよい会社になっています。

会長の性格は短気で感情的な側面もあり、現社長が常務の頃は、そんな性格に対して批判的でした。

これほどまでに安定した会社を継ぐのも後継者の手腕にかかってきます。

今回の経営計画発表会は、現社長になってから8回目だったのです!

前期の業績が落ち込んだせいか少しパワーがかけていたように感じました。

私はアンケートにこのようなことを書きました。

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「第30期経営計画発表会おめでとうございます。また、この席に毎年お招きいただき有難うございました。今年は少しパワーが不足している経営計画発表会と感じましたが、毎年試行錯誤されているご苦労を感じています。

また、30期というのは大きな節目でもありますが、売上の減少と経常利益の減少を謙虚に捉え、それにめげずに31期にかける決意を感じました。

何年も経営計画発表会に参加させていただいておりますが、今は試行錯誤の段階だと感じております。

試行錯誤は、真摯に問題と向かい合い、手探りで答えを見つけようとする行動のことですから、この謙虚さと努力は、必ず成功に繋がると確信しています。ご成功をお祈りします」

先代が敷いた道が盤石であっても後継者は時代に合った新たな脚本を書かなければなりません。

しかし、先代の生き方や経営に対する考え方や取り組み方などお手本があることをいつまでも忘れて欲しくはありません!