福岡の経営相談・経営セミナーの福岡経営実務カレッジ

管理能力不足から横領が表面化した事例【矢野千寿】

2013年7月12日

連日の猛暑!皆さんいかがお過ごしですか?

先日『人は魔が差すもの“横領”を防止する仕組みづくりは必要』というテーマでお話ししましたが・・・

今後、弊社『福岡戦略会計サポートセンター』(改名)では、顧問先様に対して“横領を防止する仕組みづくり”を支援することを加えなくてはいけません。

以前、建設業の顧問先がありました。

ある日、その会社の専務(社長夫人)がお客様から「先日私が支払ったリフォームの代金がお宅の会社に入金されていますか?」聞かれたそうです。

そこでとりあえず「ありがとうございます。会社に戻って確認してみます!」と言って、会社に戻って調べてところ・・・・そのお金は入金されていませんでした。

金額は400万円です。

本人に問いただしたところ横領と分かりました。

その手口は、

1.社内のパソコンで見積書を作成し、経理の机の引き出しの中にある社印を勝手に取り出し見積書に押し、上司の許可もなしにお客様に提出。

2.受注後は、勝手に材料・大工さん手配。会社を通さずに直接手仕入れ、その支払いは会社を通さずに自分が払っていたということなので会社は全然気づかなかったということです。

3.この横領が表面化したのは、代金を支払ったお客様の第六感だったのです。

ここで考察してみましょう。

1.社印の管理がずさんだったこと。

2.見積書の提出の段階で上司が気づかなかったこと。

3.管理者の統率力不足で社員を勝手な行動を見逃している。

4.最初の被害は400万円です。その後、新たに200万円の不正が見つかり、被害は600万円までになったのです。

後継者が上司なのですが・・・全く管理能力がありません。

ただ営業をし、現場を管理する。

社員はいるのに後継者自ら現場監督までしてしまう。

管理者としてやるべきことが分かっていないのです。

penis growth

警察に被害届を出したときも厳しく管理能力の低さを指摘されたとのことでした。