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“自計化”が必要な理由9-全部署の改善目標を金額に換算!危機感が芽生え、業績向上!

2013年9月28日

今日も以前勤務していた出版会社の実例からお話します!

ある時、経理の立場で営業会議に参加することになりました。

そこで気づいたことは、売上の実績報告が全て売上金額ではなく“冊数”でされていたのです。

操業30年の会社ですが・・・長い間そうだったようです。

経理は全てお金を管理するところですから、私は「“冊数”でなく“金額”で話してもらえませんか?」とお願いしました。

それから、全て社内の数字の規準が物量だけではなく、金額が共通語となり、営業がそれに精通していくことに比例して財務状況が一変しました!

この体験から弊社の顧問先では、全部署を巻き込んで徹底的に数字を注入しているのです!

顧問先に自動車部品を作っている製造業が数社あります。

製造部門での改善に“コスト低減” という項目があります!

そして、その目標の一つとして“不良品削減”があり、“不良率0”を目指して努力しています。

不良率(%)=不良品個数÷生産個数×100

しかし、不良品にも「材料費+労務費+製造経費」という資源を投入しています。

この資源は全てお金で支払っています。

「不良品を出すことでどれだけ金銭的損失を招いたか?」ということを明確にしない限り、危機感は芽生えません。

もう一つ例を挙げてみましょう。

その会社の保全課に現場指導に入りました。

保全課という部署は、機械が故障して生産量に支障を来たさないように、事前に機械のメンテナンスをするところです。

homework services

量産体制だけに10分機械が止まると・・・生産量の減少を招き、予定生産高や納期、金銭的損失を招くので、重要な部署なのです。

そこで、その部署の課長から「何を管理しているか?」について機械別に修理の実態が記録されていたデータの説明を受けました。

A機械

修理時間      ○○分

取り替えた部品代  ○○円

修理に要した人件費 ○○円

そこで私が指摘したのは、

「修理時間に○○分要したということは、その時間分だけ生産が止まったということになります。

例えば20分を修理に要した時の売上損失を記録項目に加えてください!」とお願いしました。

修理にかかったコストだけではなく、“売上損失”を金額に換算することで、全員に危機感が芽生えることになりました。

このように金額に置き換えると危機感が芽生え、業績がグンと上がります!

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