社長!決算書の警報に気付かないと会社が潰れますよ!!

決算書の警報に気付かなくて潰れた会社の事例

事例1,社長が決算書を読めていたら。

ある利益の押さえ方が分からないで倒産したある建設会社のお話です。
脱サラで5年後に売上高5億を目指していた40代前半の社長がいました。
しかし、理想は高く、売上重視の経営のために収益やキャッシュフローが分かりません。
私が決算書を分析すると、製造原価が95%になっていて売上総利益率は5%しかありませんでした。

製造原価を構成しているものは、製造原価=(期首材料棚卸高+当期材料仕入高+外注費-期末材料棚卸高)+(労務費+製造経費)+(期首仕掛品-期末仕掛品)

ですが、 この合計(製造原価)が売上に対して95%になっていたのです。
つまり、売上総利益(=売上高-製造原価)が売上に対して5%しか無かったのです。
この5%から販売費および一般管理費を差引くと毎年3,000万円の赤字になります。
そのことを社長に伝えるのですが、理解しようとしません。
社長は、「経理担当者は売上総利益率が25%あると言っている。」と言うのです。
では、その経理担当者は、一体どの数字を見て25%と言っていたのでしょうか?
それは、売上高-(期首材料棚卸高+当期材料仕入高+外注費-期末材料棚卸高)が25%だと言っていたのです。
本来なら製造原価に(労務費+製造経費)+(期首仕掛品-期末仕掛品)を加えなければならないわけですが、製造原価の算出の仕方さえ理解していなかったわけなのです。
もし、社長が決算書を読めていたら、25%と5%の違いを正しく見抜くことが容易にできたことでしょう。
結局、この会社は倒産してしまいました。

事例2,一つ一つの赤字に気付いていたら…

一つ一つの工事の赤字に気づかなかった土木建設業の会社の事例をお話ししましょう。
ある時、この会社の後継者夫人が、「社長夫人革新講座」に参加されました。
第3講の内容は、「決算書の読み方」なのですが、その後継者夫人が今まで見たことのない決算書を見てポカンとした表情をされた姿を見て、何となく違和感を覚えました。
そして、宿題の資金繰り表を見ると、売上代金の回収額に対して仕入代金の支払額の割合が95%(=(仕入代金支払額÷売上代金回収額)×100)だったのです。
残りの5%では、人件費・経費・借入金などを当然賄えません。
私は、「一つ一つの工事で利益が出ていないのではありませんか?」と尋ねました。

そこで後継者夫人から20年も勤めている経理担当者に確認してもらった答えは、「そうなんです。赤字の工事が多いんです。」とのことでした。
経理担当者も全然報告することもなく帳簿をつけるだけの状態だったのです。
そして、経営陣も誰ひとりとして決算書を見ていない。
決算書の警報に気づいた時には、既に遅かった!
この会社も倒産しました。

指導して甦った会社の事例

どんな会社であっても会社は甦る!

決算書が読めると、未然に問題を察知でき、次の一手を早く正確に打つこと ができるので、どんな状況であっても甦る可能性があるのです。
現場指導から生みだした甦るノウハウを活用して「赤字ならば1円でも黒宇に! 黒字ならばさらなる黒字に!」を合言葉に指導してきました。

事例1,売上総利益率1%アップ運動

売上総利益率1%アップ運動で蘇った食肉の卸会社のお話をしましょう。
売上規模は34億円ですが、非常に資金繰リが悪いために何とか指導をして欲しいという相談でした。

訪問して事前調査をした結果

  1. 決算書が正しい数字ではなく、粉飾した決算書であった。
  2. 社長さんの独断で展開した無計画な出店による失敗から多額の借金ができていた。
  3. 粉飾した決算書からは会社の実態が何も読み取れない。
  4. 返済を賄えるほどの利益が出ていない。
  5. 社内のあらゆる部署でムダが多く生産性が悪い。
  6. 社員のモティペーションも非常に低い。

そこで、何よりも先に出血を止めなければなりません。
それには1円でも利益を出すことが急務です。
まず、粉飾した決算書を実態がつかめるように修正することから始めました。
正しく経営判断できる決算書に加工すると色んな問題点が見えてくるのです。
その結果、導き出した解決策は、売上総利益率を1%上げることで利益が確保できると考えたのです。売上高34億円に対して売上総利益率1%を上げる効果は、売上総利益額3,400万円ですから大きいのです。顧客や仕入先への価格交渉やコストダウンなどを徹底的に行った結果、僅か6ヶ月で資金繰りが回復。これでやっとこの会社も甦りました。
常日頃から正しい経理をしておけば、また経営者に決算書を読める力があれば、もっと早い時期に次の一手を打つことができたはずなのです!

経常利益10万円から2,400万円へ

20年間で剰余金が700万円、直近の決算書の経常利益が10万円だった商業デザインの会社が甦ったお話をしましょう。

当時の状況

  1. 帳簿の作成を外部に頼んでいたので、社長自身が毎月試算表を見たことがない。
  2. 商業デザインというクリエイティブな仕事だったので徹夜も当り前の風土だった。
  3. 一人当たりの労働生産性を分析すると月当リ44万円、年間528万円

帳簿は社長が経営判断をするためではなく、1年に一回の決算のためだけに作成していた。非常に低い状況でした。

そこで、自計化を推進しました。
事務員さんを採用して頂き、帳簿の作成指導しながら経営“見える化”を図りました。
次に社員さんの徹夜の習慣を変えることにしました。
遅くとも夜9時までに帰宅し、アイディア・デザイン技術などを高めるための自主学習の時間に多くを割いてもらうようにしたのです。
その結果、労働生産性が月当たり44万円から20万円上がって64万円、年間768万円となりました。その結果、経常利益も2,400万円になったのです。
このように正しい帳簿を作成し、その数字を分析すると警報を鳴らしてくれますから、その数字を的確に掴むのです!

たかが1%されど1%。たかが1円されど1円。
この小さな数字で会社は甦るということがお分かリ頂けたかと思います。

成功する会社は早く◯◯に気づく

◯◯とは、決算書の警報のことです。
私が、中小企業の経営基盤を強化することで再構築を図る目的は、“経営者の夢と社員のライフプラン”を実現したいからです。
経営者の皆さん一人一人が、大きな目標や夢、熱意、使命感で経営すれば必ず会社は、蘇ります!しかし、人も会社もこれで良いと思ったときに成長は止まるのです。
会社はトップの器以上にはならないし、してはいけないと言われています。
まさにその通リです。それが全て業績に表れます。
2008年のリーマンショックで売上高が40%も落ち込んだ会社があります。
身の丈が分からずに拡大してきただけに衡撃も大きかったのです。
そこで社長さんに“トップの器”と“経営基盤の強化”について真剣にお話しました。
そして、私とこれらに取り組んでいかれる決意を固められたのです。
取り組めば取り組むほど課題が出ていますが、トップの真剣な姿勢が社内に浸透し、現在は、業績も確実に伸びています。

矢野千寿が実践していること

アローフィールドの矢野千寿と申します。
このページを開いて頂き、ありがとうございます。
今この文章を読み始めている貴方様は経営者もしくは経営に関わる方だと思います。
私は、経営管理(特に財務管理)から企業を診断し、強い企業に生まれ変われるように現場レベルで指導しております。
これから、さらに厳しくなる競争社会に打ち勝つためにも数字を読み解く力と次の一手を(戦略)打てる判断力を身につけていただけるように親身に指導しております。

矢野千寿の活動の一部を公開

中小企業の成長発展のためには、売上の拡大と利益の確保が必要です。
しかし、それだけでは会社は必ず行き詰まります。
そのためにしっかりした経営基盤を強化することが大切。急がば回れです!
目的(何のために経営をするのか?)と夢(どのような会社にしたいのか?)を実現するための具体的な方針を示しているのか?などを明確にすることが、事業を成功させるうえで重要になってきます。
決して避けることはできないのです。何度も申しますが、会社は経営者の器以上にはなりません!そのためにも人生理念を高めることに心血を注いでください。

警報が鳴っている状態とは

  1. Check.1 売上が2年横ばい
  2. Check.2 当期利益+減価償却費より借入金返済が多い
  3. Check.2 売上総利益率が低い
  4. Check.4 営業利益が営業外損益を賄えていない

Check1、売上が2年横這い

企業の成長の歴史は、創業時から成長期となりやがて安定期を迎えます。しかし、その段階で2年売上が横ばいになった時には、既に成長は止まり売上が下降線に入るという警報だと捉え、次の手を打たなければいけません。もし、まだ何とかなると油断すると衰退の一途たどることになります。

Check2、当期利益+減価償却費より借入金返済が多い

資金は、営業活動で作り出すことが原則です。資金が足りているかどうかを見るのはキャッシュフローで計算しなければなりませんが、損益計算書から営業活動でどれだけ作り出したかを見るのは、当期利益+減価償却費です。
この金額より借入金が多ければ、すでに運転資金が不足いているという警報です。
この状態が起こると、運転資金を金融機関から借りなければならないので借入金が増加することになります。

売上総利益率が低い

売上利益率が低いという背景にはたくさんの経営課題が潜んでいる。売上総利益は付加価値ともいい、経営においては利益の根幹であり、「額」と「率」で見ます。
「額」は、売上総利益は=必要経常利益+固定費ですから、もし、必要経常利益が少ない場合は「率」を見て、「率」が低いということは付加価値の低い商品を販売しているか、社員の質(労働生産性)に問題があります。

営業利益が営業外損益を賄えていない

営業利益は本業の利益ですから、売上総利益に続いて重要な利益です。
そして経常利益は、営業利益+(営業外収益―営業外費用)ですから、営業外費用が営業外収益より多ければ、営業利益で賄えないことになります。その問題は販売管理費の内容の見直しが必要です。

利益の質を高くする方法とは

  1. 売上高の成長率以上に各利益の増加率が大きいこと
  2. ”総資本経常利益率”で、10%以上
  3. 売上高経常利益率”で、5%以上
  4. 借入返済を賄う利益(当期利益+減価償却費)
  5. 労働生産性(売上総利益÷平均従業員数)を850万円以上

分析値はそれぞれの企業で違いますが、以上のいずれかを改善することで大きく財務状態は良くなります。

「数字」で戦略を明確にする。

  • 部門管理
  • 経営分析による問題の発見
  • 戦略的計数管理の仕組みづくりの支援
  • 攻める戦略
  • 撤退する戦略
  • やめる戦略

決算書の数字を読み解くことが出来れば、戦略は自ずと見えてくるのです。
警報を鳴らさないため、鳴ってから甦るため、「読む力」を身につけましょう。

まずはセミナーにご参加ください!

矢野千寿のセミナー日程
6月9日(火)

キャッシュフロー経営の時代!社内に“お金”が眠っている!

7月14日(火)

“できる経理”は何が違うのか?

8月11日(火)

社長!数字が苦手だと潰れますよ!

9月8日(火)

社長夫人は財務分析のプロになれ!

10月13日(火)

財務諸表がスラスラ読めるコツとは?

時間参加費
経営実践セミナー13:00~15:003,000円(税別)
経営相談①10:30~12:00/②15:30~17:00 3,000円(税別)
【会場】ホテルニューガイア天神南 福岡市中央区高砂1-1-25(TEL.092-534-3111)
【主催】株式会社アローフィールド(TEL.092-512-2697)

実践セミナーのお申込み

6月9日(火)  セミナーに申し込む  経営相談に申し込む
7月14日(火)  セミナーに申し込む  経営相談に申し込む
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備考

数字を一からやり直したい!そんな経営者様に是非!参加して頂きたい!!

超わかりやすい!経営実践セミナー

経営見える化実践塾

時間 10:30〜16:30
受講料 90,000円

経営者・後継者さま向け

講座内容(カリキュラム)

  • 数字を勉強したら次の一手が見えてくる。
    より早く、より正確に、より適切に次の一手が打てる

決算書だけでは不十分なので、
次の一手が見えるフォーマットを用意しています。

社長が喉から手が出るほど欲しがる魔法のフォーマットです。
見えないものが見えてくる目からウロコばかりです。

基礎がどれだけ大事か、理解できない、知らない経営者が溢れています。基礎をどうしても伝えたい想いではじめました。

社長夫人革新講座

時間 各講6時間
受講料 150,000円

社長夫人さま向け

講座内容(ほんの一部です)

  • 経営者のパートナーとして成長してもらうために。
  • 社長夫人の理念とは。
  • 経営パートナーとしての役割と責任を明確にする。
  • 社長と共に行動するため人間性を高めるには。
  • 経営者と社長夫人の目線は全然ちがう。
  • 社長夫人は経営者の大変さが意外と分かっていない。
  • 役割と責任を果たすために、実務能力を高めていくためには。
  • 数字から読み解いていくために必要なこととは。

できる経理養成講座

時間 10:30〜16:30
受講料 60,000円

経理責任者さま向け

講座内容(ほんの一部です)

出版会社で経理責任者として500万の赤字を経営者目線で数字から見る問題の発掘と改善提案をしたことで3年目から2,000万円の黒字化した着眼点をすべて公開

  • 会社の中には掘り起こせる埋蔵金が眠っている…
  • 経理の基礎が分かっていないとどうなるのか?
  • 基礎と言われる仕分けとは
  • 日々の取引を記録する=それが日次決算
  • 日々のお金の管理、流れを正しく処理できているのか?

毎日のお金の流れを常に記録。毎日するから
こそ気付きがある。改善点が見えてくる。

  • 明日の払いは毎日のお金の流れが分からなければ払えない。
  • その上で出来上がるのが月次決算
  • 決算書を読めるチカラがないと間違いも見つけれない。

それができなければ仕事の完結にはならない。

受講生の声

川原まさ子様 社長夫人革新講座

「社長夫人革新講座を受講して7~8年になります。専務と会社の基盤作りの話もできるようになり、着々と業績を伸ばしています。」
日本初!社長夫人向け勉強会。
当講座の目的は、社長夫人の「経営陣としての意識改革」と「実務能力の向上」です。 これまでに800名を超える社長夫人が卒業され、企業の要として活躍されています。

中村敬子様 社長夫人革新講座

「社長夫人革新講座を受講して4~5年になります。講座を受講して、私たちがやるべきことが明確になり、総務の仕事や、営業で使うツール等、経理の目線から資料を作れるようになりました。社長と色々な話が出来るようになったので、今後は社員が働きやすい環境を作っていきたいです。」

福廣雅子様 社長夫人革新講座

「社長夫人革新講座を受講して6~7年になります。経営のことが何も分からない状況で、決算書等基礎から教えて頂き、今では業績も上がり、教えていただいたことを活かしていきます。」