相続税計算シミュレーション

相続税が一定の富裕層のぜいたくな悩みだったのは過去のことです。
日本の相続税はますます、高率で範囲が広くなりました。
そのため、相続税はごく一般的な悩みになってしまったのです。
そこで、さまざまな銀行、弁護士事務所、司法書士事務所、税理士事務所などで相談コーナーを特設するようになりました。
サイト上にもシミュレーションアプリが溢れます。
多くのシミュレーションアプリでざっくりした計算ができるようになっています。

ただ、シミュレーションアプリの計算は万全ではありません。
シミュレーションアプリでは、個別の事情を入力する部分がありません。
シミュレーションアプリの計算はあくまで目安です。
どのシミュレーションサイトにも、「この情報は目安です。すべての個別の事情に適用できるものではありませんよ。」的な注意書きがあります。

個別の事情を加味したシミュレーションをしたい場合には、専門家に相談しなければなりません。
無料で相続税のことを確認したい場合には、税務署・商工会議所・法テラスなどがおすすめです。
基本的には無料で相談をすることができます。
その他にも税理士・弁護士・司法書士等の専門家に相談しても構いません。
ただし、深い話になると有料相談になります。

個別の事情とは、例えば、被相続人と近所に住んでいたり、同居していたりして、日頃からお金のやりとりが頻繁にある場合には生前贈与や、相続前贈与が相続税にどのように影響するかを調べなければなりません。
また、事業継承や祭事の継承などについても確認が必要です。
同居しているなら、居宅の相続に関する確認も必要です。

逆に、被相続人と相続人の関係が希薄で被相続人の経済状態や生活ぶりを把握できていない場合にも確認しなければならないことがあります。
借金があるかもしれません。
内縁の人がいる可能性もあります。
遺贈したい人がいるかもしれません。
ひょっとしたら、すでに寄付の話がまとまっているかもしれません。
特に、債務の有無の確認は大切です。
場合によっては相続放棄も視野に検討しなければならないこともあります。